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北海道大学概要

北海道大学――日本有数の国立総合大学

   北海道大学は,学士号を授与する日本最初の高等教育機関である札幌農学校として,1876年に創設されました。アメリカ・マサチューセッツ州から招致された初代教頭のクラーク博士が本学の基礎を築き,博士が札幌を去る際に学生に残した,「Boys,be ambitious!」は,日本の若者によく知られた言葉で本学のモットーでもあります。
   1918年には,日本の7つの帝国大学の4番目として北海道帝国大学が設置されました。2004年からは,「国立大学法人北海道大学」として新たな一歩を踏み出しています。
   本学は、北海道の札幌市と函館市にキャンパスを有し,12学部,18大学院,3附置研究所,3全国共同研究利用施設,その他多数の学内共同教育研究施設等を持っており,大学院を中心とする研究主導型の基幹総合大学です。
   札幌キャンパスは,札幌駅から徒歩圏内という札幌市の中心部に位置しており,北海道の南端にある函館市には,水産科学研究院と水産学部を有する函館キャンパスがあります。
   本学の学生数は,学部学生,大学院学生等を含め約18,000名で,教職員は,約4,000名を有しています。
   北海道大学は,130余年の歴史の中で育まれた,「フロンティア精神」,「国際性の涵養」,「全人教育」それに「実学の重視」を教育研究の理念として掲げ,現在,国際的な教育研究の拠点を目指して教職員・学生それに同窓生が一丸となって努力しています。
   教育面では,全学教育・専門教育それに大学院教育を通じて,専門的知識の取得と主体的かつ総合的な人格形成を図り,全人的な教養を身につけた,国際性豊かな人材を育成するとともに,魅力ある教育研究プログラムの充実に力を入れ,外国語による教育を推進し,国際的にみても高水準の人材育成システムを構築して,世界の教育研究拠点となることを目指しています。
   研究面では,組織の柔軟化をさらに進めて効率的な教育研究組織を形成し,創成科学共同研究機構をはじめとする先端的・学際的な研究拠点を創設するとともに,他機関との組織的連携を強化するなど,地域・産業界との共同事業・共同研究の拠点を強化・活用して,研究成果を社会に還元し,社会との連携強化を図っています。
   海外の多くの大学や研究機関とも積極的な交流を図っており,大学間・学部間を合わせて,284の学術交流協定を締結しております。中でも中国の大学とは,22大学と大学間交流協定を,29大学との間で31の部局間交流協定を締結し,さまざまな取り組みを通じて交流を行っています。
   留学生数も年々増加しており,2011年11月現在84カ国から1,450名の留学生が,緑豊かな北海道大学のキャンパスで勉学に励んでいます。中国からの留学生は,全留学生の約57%を占める829名となっております。
   本学の国際交流では,中国をはじめとする北東アジアとの交流を重視し,多数の特別事業を行っております。
   2006年4月には,本学初めての海外拠点として,北京市中関村に「北海道大学北京オフィス」を開設いたしました。本学への留学情報を提供する場として,諸事業の連絡拠点として,また中国と日本の産業界や学術研究機関との連携支援拠点として活用しております。
   また,北海道大学は国際的な教育研究拠点を目指して,様々な取り組みを続けており,2005年からは,「持続可能な開発」を柱として,国際的な教育研究連携,国際協力活動等の事業を戦略的に展開しています。
   2007年からは「サステナビリティ・ウィーク」と名づけた事業を開催し,「持続可能な開発」領域の研究と教育を強化する期間を設定しています。
   2008年のG8北海道洞爺湖サミットに合わせて,札幌で「G8大学サミット」が開催されました。この国際会議は,世界の大学学長が集まり,持続可能な社会の実現に向けて,国際的な大学間連携体制を形成し,学術面の国際貢献と教育面の人材育成を目指すものです。日本以外からは,G8諸国及び中国(北京大学,清華大学),インド,韓国,オーストラリア,南アフリカ,ブラジルと国連大学が参加し,本学は運営の中心となりました。
   これらの取り組みを複合的に実施していくことで,本学の「持続可能な開発」における国際的に競争力のある教育・研究の成果を用いて,北海道大学の国際化を推進していくことを目指しております。
   北海道大学は4つの基本理念に基づき,広い視野と高邁な理想を有し,高度の専門知識を持つ,国際性豊かな人材を養成すべく,教育研究環境の充実に取り組むと同時に,教育研究を通じて人類の福祉,科学,文化及び産業の発展に貢献することに努めてまいります。

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